聖光・歳内は本番想定60球 全球種を試し、手応え
開会式のリハーサル後、聖光学院ナインは兵庫県の大阪ガスグラウンドで約3時間の練習に励んだ。
6日の日南学園(宮崎)との初戦に向け、前日と同様に相手投手を想定した打撃練習に取り組んだ。エース歳内宏明(3年)も、日南学園の打者を想定し、左右に打者を立たせて約60球の投球練習を行った。歳内は「全球種を投げ、ある程度良かった」と手応えを感じながら「技術は分からないが、気持ちでは負けない自信がある」と闘志を燃やしていた。
打撃練習の途中に降り出した雨に水を差されたが、ナインは「もっと打ちたい」と志願し、室内練習場に場所を移して練習を続けた。小沢宏明主将(3年)は「チャレンジャーという気持ちで臨みたい」と初戦に向けて士気を高めていた。
(2011年8月6日 福島民友・高校野球ニュース)
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