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「相双福島」諦めない 双葉、原町、相馬農の13人心を一つ
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9回表に本間(手前)のホームインで同点に追いつき、歓声を上げる相双福島の選手ら=相馬市・二の丸球場
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原発事故による選手の転校などで部員不足に陥った双葉高、原町高、相馬農高の3校による「相双福島」は27日、相馬市で開幕した秋季大会相双支部予選で初の公式戦に臨んだ。延長戦で敗れたものの、諦めない戦いぶりで奮闘した。
3校のうち、双葉と原町は3年生の引退により連合チームに初参加。甲子園3度出場を誇る双葉、昨秋の県大会ベスト4の原町、夏の大会を富岡、双葉翔陽とともに「相双連合」として戦った相馬農の13人が心を一つにプレーした。
26日に配られたばかりの真新しい帽子をかぶったナイン。序盤に2点を先行されたものの、5回には2年生ながら夏の大会で双葉の4番を担った主将の西山樹選手(17)の走者一掃の適時二塁打などで一挙6点を奪い逆転。1点差を追う9回には本間崇嗣選手(17)=原町高2年=が本塁に生還。ベンチでは、選手が一つになって同点劇を喜んだ。
西山選手は「双葉の攻撃、原町の守備、相馬農の元気さが刺激し合い、チームにいい緊張感を与えている」と手応えを感じている。相双福島は9月3日、敗者復活戦に臨む。
(2011年8月28日 福島民友・高校野球ニュース)
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