「打ったのは内角のカーブ。積極的な打撃を心掛けた」。チームに勢いを与える先制打を放った聖光学院の安西聡（２年）は、殊勲の一打を冷静に振り返った。４回、２死一、二塁で打席に立った安西は甘く入った球を見逃さず、中前にはじき返した。チームはこの回、打者１２人を送る猛攻で８得点を挙げ一気に試合を決めた。
　「目標はセンバツ出場。自分は振り抜くことを意識するだけ」と安西。２安打２打点の活躍にも慢心せず、次戦へ闘志を燃やした。
（２０１１年９月１８日　福島民友・高校野球ニュース）