【修明鮫川−平工】馬目のサヨナラ安打で２年連続の優勝を飾り、歓喜に沸く平工ナイン

　第５８回県高校体育大会軟式野球競技を兼ねた第５７回全国高校軟式野球選手権県大会は１０日、いわき市のいわきグリーンスタジアムで決勝と敗者復活２回戦が行われた。決勝は、平工が修明鮫川を４−３で下し２年連続２３度目の優勝を飾った。
　最終日の１１日は、第２代表決定戦を行い、修明鮫川と敗者復活２回戦を勝ち上がった浪江津島が対戦する。平工と決定戦を勝ち抜いた計２校は、２８、２９の両日、山形県で開かれる南東北大会に出場する。

　平工・馬目、勝利の立役者に
　最終回２死三塁の好機。打席に立った平工の馬目裕也（２年）は「真っすぐが来る」と３球目を予想、インコース高めの直球を思い切り振り抜くと打球は中前に。ナインらの歓喜の輪に包まれた。
　１点を追う８回、先頭の馬目は遊ゴロで凡退。しかし、後続が３連打で同点に追い付いて勢いを取り戻した。
（２０１２年７月１１日　福島民友・高校野球ニュース）