原町「単独」変わらず 県高野連、方針を再確認
双葉、原町、相馬農の3校でつくる高校野球の連合チーム「相双福島」が、現在の3校で構成する連合チームのままで各大会への出場を求めていたことを受け、県高野連は11日、福島市で臨時理事会を開き、11月の理事会で確認した「9人以上の部員が所属する高校の各大会への出場条件を単独出場とする」との方針を再確認した。
このことにより、3校のうち部員9人が所属する原町が春季大会から単独出場する見込みに変更はない。原町以外の部員数は双葉が5人、相馬農が4人。理事会には3校の監督や部長らが出席し、選手の意見やチーム状況などについて意見を述べた。
宗像治県高野連理事長は「9人や10人でプレーする高校もある。理事にはさまざまな思いがあるが、他校とのバランスを考えて総合的に判断することとなった」と話した。
今年の秋季大会では、9人未満の高校でつくる連合4チームが新たに結成された。県高野連では連合チームが多く出場する状況を受け、連合チームを結成する際に部員数の基準を明確化することが懸案事項となっていた。
(2012年12月12日 福島民友・高校野球ニュース)
|