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須賀川、好機生かす 粘りの野球、昨年再現へあと1勝
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【喜多方−須賀川】8回裏須賀川2死一塁、斎藤の左越え二塁打で一走熊倉が生還。捕手飛弾=あいづ球場
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終盤まで一進一退の攻防が続く中、須賀川ナインが偉大なる先輩円谷幸吉の座右の銘「忍耐」を体現するかのような粘りの野球で勝利をつかみ取った。
2回に同点に追い付き、7回には4点のリードを奪った。しかし、直後の喜多方の攻撃で連打を浴びて1点差に迫られた。喜多方の猛攻に地元会津の野球ファンも盛り上がる中、マウンドに集まる須賀川ナインは落ち着いていた。「あせらず自分たちの野球をしよう」。ノーシードながら勝ち上がってきた自信が、ナインの心にしっかり宿っていた。
二塁から三塁に回った8回の守備で強襲打を処理できず得点を許した斎藤隆聖(2年)。直後の打席で左越えの適時二塁打を放ち、喜多方の勢いを断ち切った。
「去年と同じ舞台に」を合言葉に、41年ぶりの決勝となった昨夏の再現を目指す須賀川ナイン。目標まで残り1勝。主将の渡辺俊樹(3年)は「あの舞台に立つためにここまでやってきた。次も全力で取りにいく」と闘志を燃やした。
(2012年7月25日 福島民友・高校野球ニュース)
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