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エース・岡野、再出場を直訴 首に死球受けるも完投
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【聖光学院―学法石川】要所を締め、2失点で完投した聖光学院のエース岡野=あづま球場
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「大丈夫です。投げさせてください」。聖光学院のエース岡野祐一郎(3年)は先頭打者の4回、首に死球を受けて臨時代走を送られたが、再出場を斎藤智也監督に直訴した。この回に再び巡ってきた打席で中前に適時打を放ち、満身創痍(そうい)の体でチームを鼓舞した。
投球では序盤は制球に苦しんだ。しかし、回を重ねるごとに安定感が増し、108球の理想的な投球数で完投、大黒柱の役割をしっかり果たした。「初回に先制を許したが、切り替えることができた。味方の大量得点もありがたかった」。持ち味の粘り強い投球が打線の爆発を呼び寄せた。
聖光学院ナインが口々に語る目標の「全国制覇」に岡野の力投は不可欠。「甲子園でもいつも通り我慢する。一球一球に集中したい」。不動のエースは福島大会の「優勝旗」の先に、甲子園の深紅の「大優勝旗」を見据えた。
(2012年7月28日 福島民友・高校野球ニュース)
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