握手を交わし健闘を誓い合う聖光学院・斎藤監督（左）と日大三・小倉監督＝甲子園球場

　開会式のリハーサルが行われた７日、甲子園球場のバックネット裏では大会第４日の１回戦第２試合（１１日午前１０時３０分開始予定）で対戦する本県代表の聖光学院・斎藤智也監督と、西東京代表の日大三・小倉全由監督が握手を交わし、互いの健闘を誓った。両監督に相手チームに対する印象や初戦突破に向けた意気込みなどを聞いた。

　―互いの印象は。
　斎藤「強い上に、選手の人格が見事に反映されているチームと感じる」
　小倉「６年連続で出場し県内で負けなしで、野球に限らず選手に１人の人間としてしっかり指導している素晴らしいチーム」

　―チームの仕上がり具合は。
　斎藤「結果を出さないといけないプレッシャーも感じている」
　小倉「西東京大会を優勝し、選手は伸び伸びとバットが振れている」

　―チームのキーマンは。
　斎藤「日大三の打線は調子が上がってくると思う。岡野、飯高の２枚の投手に踏ん張ってほしい」
　小倉「西東京大会を３失点に抑えたのは大きい。投手はエース斉藤、打線は主将金子に期待したい」

　―初戦の意気込みを。
　斎藤「強豪校との対戦は偶然ではなく、宿命と感じている。正々堂々と戦いたい」
　小倉「昨年全国制覇をしたのはプラスになった。選手には、思い切ってやらせてやりたい」
（２０１２年８月８日　福島民友・高校野球ニュース）