日大三戦の激闘を伝える新聞に目を通す聖光学院ナイン＝大阪市・ホテルＮＣＢ

　大会第４日の１１日に行われた１回戦で大会連覇を狙った日大三（西東京）を下し、３大会連続で初戦突破を果たした聖光学院ナインは１２日、大阪市の宿舎で喜びの朝を迎えた。選手たちは激闘を伝える新聞に目を通しながら、１６日に迎える浦和学院（埼玉）との２回戦に向け、必勝を誓った。
　この日は全体練習を休み、ナインは各自、休養したり、自主練習に励んだ。
　２回戦で対戦する浦和学院には、６月の練習試合で１−４で敗れている。練習試合で３安打を放った４番園部聡（２年）は「相手投手は制球がいい。配球を研究して４番の役割を果たしたい」と意気込んだ。日大三戦で４安打完投と好投したエース岡野祐一郎（３年）は「肩の張りはない。日大三戦のように内外と低めを突く投球をしたい」と気持ちを切り替えていた。浦和学院との２回戦は大会９日の１６日の第１試合（午前８時開始予定）で行われる。
（２０１２年８月１３日　福島民友・高校野球ニュース）