記録員・渡辺、聖光学院の躍進をサポート
大会連覇を狙った日大三を下し、初戦突破を果たした聖光学院。日々の練習で、ひときわ大きな声を響かせるのは記録員の渡辺隆太郎(3年)だ。
渡辺は、夏の福島大会のメンバー発表後、メンバー外の選手とともに戦う気持ちを表そうと、スコアブックの台紙として使っているボールケースに、メンバーを外れた3年生19人の名前を書いた。「メンバーは控え選手と一緒に戦っている。百パーセントの力をグラウンドで表現してほしい」と渡辺。裏方の存在が、聖光学院の躍進をサポートしている。
(2012年8月14日 福島民友・高校野球ニュース)
|