相双福島、県大会初勝利へ初戦に照準
昨年の秋季大会から結成の相双福島。田中巨人監督(双葉)は「秋の県大会は勝てなかった。春1勝し夏につなげたい」と県大会初勝利を目指す初戦に照準を合わせた。1年生15人が加入し、部員は昨年秋の14人から29人に倍増したが、平日は散り散りの練習環境が続いている。双葉はサテライト校のあるいわき市、そして原町と相馬農は南相馬市で練習に励む。
全体練習は週末のみ。南相馬市に集まり、泊まりがけで取り組んでいる。「夏まで連合チームの結成を認めてもらい、ありがたく思っている。何かを残せたらと思っている」。田中監督は相双地区の期待を背負い、戦う意気込みを語った。
(2012年5月11日 福島民友・高校野球ニュース)
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