【若松商―福島東】８回裏若松商２死一塁、菅井の右越え打で一気に本塁に生還し、勝利を決めて喜ぶ松本（中央）＝開成山球場

　若松商が好機を生かし得点を重ね、福島東をコールドで下した。先制された若松商は初回１死一塁から佐藤要が中越え三塁打。中継プレーの乱れから佐藤要も一気に生還し、逆転した。６回以降は長短打を絡めて毎回加点、猛打で勝負を決めた。
　勝利を決めた９点目のホームを踏んだエース松本拓樹（３年）は、仲間と共に喜びを分かち合った。
　８回２死三塁の場面で、松本は内角球を左前に運んで８点目。「うまくゴロを転がせたので得点になった」と松本。後続の菅井大地（３年）の強烈な右越え打で、一塁から本塁に生還した。松本は投球でも要所を締て２点に封じ、チームの勝利に大きく貢献した。
（２０１２年５月２０日　福島民友・高校野球ニュース）