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学法石川、7回猛攻 6点奪いコールド負け阻止
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【学法石川―聖光学院】1回表聖光学院1死満塁、先発鈴木を中心にマウンドに集まる学法石川ナイン=青森県総合運動公園野球場
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得点できなければコールド負けという10点差で迎えた7回、学法石川は6点を奪い、意地を見せた。
反撃ののろしとなった2点適時打を放った主将の3番藤田昇司(3年)は5回1死一、二塁で併殺打。その悔しさをぶつけるように、1死二、三塁の場面で初球の直球を力強く振り抜き、ナインを鼓舞した。
同じく2打点の近藤涼太(3年)は、故障で県大会はベンチを外れた。この試合は5回の守備から出場、7回は2カ月ぶりの打席だった。「試合に出られない仲間の思いも全力でぶつけた」。打球は右中間を突き破る二塁打となり、最終的に聖光学院のエース岡野祐一郎(3年)をマウンドに引きずり出した。
崖っぷちでコールド負けを阻止した学法石川ナイン。藤田は「失点を抑え、序盤からバットが振れれば勝てる」と王者打倒の糸口を見つけ、夏の雪辱を期した。
(2012年6月10日 福島民友・高校野球ニュース)
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