> 高校野球ニュースTOP > 秋季高校野球ニュース
|
聖光ナイン、執念の連打 9回、2死から2点返す
|
【聖光学院―仙台育英】7回表聖光学院1死満塁、園部が中犠飛を放つ=あづま球場
|
秋の東北王者への4度目の挑戦をはね返された。聖光学院は終盤まで接戦を演じながらも仙台育英の強打に屈し、唇をかみしめた。斎藤智也監督が「“参加賞”止まりと思っていた」と振り返った今大会だったが、ナインはその予想を覆し、最後まで勝利への執念を見せた。
8回打者一巡の猛攻を受け6点差で迎えた9回。敗戦ムードが濃厚の中、2死から連続四死球を足掛かりに連打で2点を返した。斎藤監督は「攻めようという姿勢が最後まで出ていた」と成長を実感した。
なかでも成長株はエース石井成(1年)。4連投となった決勝はスタミナの切れた8回に5点を失ったが、県大会前に「いい投手がいない」と評された中で準優勝に導いた。
来春のセンバツ出場は濃厚だ。斎藤監督は「石井を中心に投手力を上げるのが楽しみ。半年後どう進化するか、その楽しみを味わいたい」と語った。「今よりも数段成長したい」と主将の伊藤颯(2年)。現実味を帯びた甲子園を見据え、ナインの新たな挑戦が始まろうとしている。
(2012年10月10日 福島民友・高校野球ニュース)
|
|
民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
|
|
|
|