球児の打撃練習を見守る黒羽さん（左）

　社会人野球の強豪、東芝野球部の選手たちが１０日、相馬市の相馬東高を訪れ、相双地方の高校球児に技術指導を行った。同部に聖光学院高野球部卒の黒羽剛広さん（２３）＝福島市出身＝が所属していることが縁で、震災復興支援として実施した。
　同部からコーチと選手１２人が同校を訪れた。選手たちは全国トップレベルの技術を球児に披露するとともに、ポジション別に修正点や長所などを指導。球児たちはレベルアップにつなげようと、真剣なまなざしでアドバイスに聞き入っていた。黒羽さんは「野球が好きである気持ちを、これからも持ち続けてほしい」とメッセージを贈った。
（２０１３年１１月１２日　福島民友・高校野球ニュース）