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内田は背番号「8」、横山「54」決意新た 楽天新入団会見
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ユニホームを身にまとい、決意を新たにする内田捕手(前列右)、横山投手(後列左から2人目)ら=仙台市内
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「被災地代表の選手として頑張りたい」―。仙台市のホテルで9日に行われたプロ野球楽天の新入団記者会見。本県出身の2選手は、復興の力となるべく決意を新たにした。ドラフト2位の内田靖人捕手(18)=いわき市出身、茨城・常総学院高=と同6位の横山貴明投手(22)=浪江町出身、早大=は「早く2人でバッテリーを組みたい」と、福島コンビの誕生に向けても意気込みを語った。
記者会見ではユニホーム姿が披露された。背番号は内田捕手が「8」、横山投手が「54」に決まった。内田捕手は「ジャパン(高校日本代表)でも付けていた番号。期待に応えられるよう頑張りたい」と笑顔を見せた。横山投手は「元ロッテの黒木投手と同じ番号。黒木さんのような熱い投球をしたい」と声を弾ませた。
プロ野球選手として第一歩を踏み出した2人。内田捕手は「ホームランにこだわりたい。肩の強さと長打力を見てもらいたい。早く1軍で活躍できるよう頑張る。一生懸命プレーする姿で(福島を)元気づけられるようなプレーを見せたい」と力強く語った。
また、東京電力福島第1原発事故の影響で、家族が浪江町から喜多方市に避難している横山投手は「被災地代表の選手として、仮設住宅の訪問などもやっていきたい。自分の武器はストレート。早く1軍のマウンドに上がれるよう頑張りたい。しっかり努力したい」とプロの世界での活躍を誓った。
(2013年12月10日 福島民友・高校野球ニュース)
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