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福島東が延長戦制す 赤間、10回勝ち越し打
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【安達―福島東】延長10回福島東1死三塁、決勝打となる勝ち越しの中前打を放つ赤間=あいづ球場
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接戦では決して負けない。福島東は3戦連続の逆転勝ちで、19年ぶりの4強入りを決めた。
延長戦で持ち前の粘り強さを発揮した。「前半は我慢。後半勝負だ」。関川博巳監督(59)の声に、ナインは延長10回に奮起。疲れが見え始めた安達のエース菊地香汰(3年)を攻め立てた。全校応援で約700人の生徒が見守る中、4番阿部寛史(同)が右中間を破る二塁打で好機を演出、そして「持っている男」に打席が回った。
5番赤間大樹(2年)は6回に同点の足掛かりとなる左中間三塁打を放っていた。「序盤で詰まって凡打していた内角の直球を待っていた」。見逃しとファウルを挟んだ後、狙っていた直球にバットが反応。均衡を破る値千金の中前適時打となった。
「落ちろと思って必死に走った」と赤間。春の東北大会は背番号17。前日の4回戦は代打出場、今大会中にはバントミスもあったが、それでも先発に起用してくれた関川監督の期待に見事に応えた。
主将の浜尾未丘斗(3年)は「これからは技術的に格上ばかり。挑戦者として戦う」と闘志を燃やす。次戦、初の決勝進出を懸ける第2シードにとって”本当の挑戦”はここから始まる。
(2013年7月26日 福島民友・高校野球ニュース)
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