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4強“激突” 聖光学院vs小高工、日大東北vs福島東

 第95回全国高校野球選手権福島大会第9日は27日、いわき市のいわきグリーンスタジアムで準決勝2試合を行う。7連覇を狙う第1シード聖光学院は、初の決勝進出を狙う第5シード小高工と対戦。同じく初の決勝を目指す第2シード福島東は、6年ぶりの決勝を目指す第6シード日大東北と激突する。4校の戦力を分析する。

 初回の攻防に注目
 小高工の絶対的エース菅野と、聖光学院打線の真っ向勝負となりそう。速球を武器とする菅野が、4番園部をはじめとする聖光学院の中軸を抑えられるかが、決勝進出を懸けた勝敗の分かれ目となりそうだ。
 聖光学院は4試合全てで1回から打線が機能、先制点を奪い試合の流れをつかんでいる。まずは一回の攻防が注目。一方、小高工は機動力を駆使してビッグイニングをつくる。先頭打者が数多く出塁し、層の厚い聖光学院投手陣から得点を重ねたい。

 先発投手攻略が鍵
 二枚看板の投手陣を中心に手堅く守り、攻撃につなげるチーム同士の対決。双方とも先発投手を早くマウンドから引きずり下ろし、主導権を握りたい。
 日大東北は左腕エース山中が先発、速球派右腕の大和田が継投する形で勝ち上がった。福島東は小技を駆使し、得点圏に走者を置いて揺さぶりをかけたい。一方の日大東北は、制球力重視の似たタイプの松下、佐藤の2投手に挑む。攻撃力はほぼ互角。投手陣を支える守備の乱れは避けたいところだ。
(2013年7月27日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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