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▽準決勝
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聖光学院、圧巻の長打力 左腕・石井、「復活」の兆し
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【聖光学院−小高工】気迫の投球を見せた聖光学院のエース石井=いわきグリーンスタジアム
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いわき市のいわきグリーンスタジアムで27日に行われた第95回全国高校野球選手権福島大会第9日。決勝に名乗りを上げたのは、7年連続の聖光学院と、6年ぶりの日大東北となった。準決勝で聖光学院は長短12安打と小高工を攻め立て、8−2で快勝、県内公式戦の連勝記録を91に伸ばした。第2シード福島東と対戦した日大東北は敵失に乗じて効果的に得点を重ね、8−2で勝利した。大会最終日の28日は同球場で決勝を行い、夏の覇者が決まる。決勝での両校の顔合わせは6年ぶり4度目。試合は午後1時開始予定。
石井、初回から全力投球 学法石川戦の雪辱
3年生への感謝、そしてエースのプライドが聖光学院の左腕石井成(2年)を奮い立たせた。「きょう投げられるのは先輩が踏ん張ってくれたおかげ。先輩のため死ぬ気で投げる」。石井は準々決勝の学法石川戦で味わった悪夢の8失点、2回降板劇を振り払うように初回から全力で飛ばした。
走者を背負った場面であればあるほど、エースの直球がさえた。「調子自体は良くないが、関係ない。思い切り、腕を振って投げることを心掛けた」。生命線でもある右打者への内角、左打者への外角へと直球が決まった。
この日は打撃でも活躍した。4回は中越えの2点勝ち越し二塁打。8回にはダメ押しの2点左中間三塁打を放った。「バント練習ぐらい。普段はほとんど打撃練習をしていない」というが、持ち前の打撃センスを見せつけた。
ナインは試合前に円陣を組み、3年生に促されて石井は宣言した。「きょうは借りを返します」。7回に本塁打を放った4番園部聡(3年)も「気迫が伝わり、安心して守っていられた」と評価した。次は7連覇の懸かる決勝。大一番に向け、頼もしいエースが戻ってきた。
(2013年7月28日 福島民友・高校野球ニュース)
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