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(延長10回)
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聖光学院7連覇 延長10回サヨナラ、日大東北健闘及ばず
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【聖光学院−日大東北】延長10回裏聖光学院1死二、三塁、横水の一ゴロの間にサヨナラのホームにかえった酒谷がガッツポーズ。捕手遠藤=いわきグリーンスタジアム
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第95回全国高校野球選手権福島大会は28日、いわき市のいわきグリーンスタジアムで決勝を行い、第1シード聖光学院が延長10回、5−4のサヨナラで第6シード日大東北を下し、大会7連覇で10度目の甲子園出場を決めた。聖光学院の甲子園出場は5季連続、県内公式戦の連勝記録は「92」に伸ばした。先制された聖光学院は6回に追い付き、8回に再び2点のリードを許した。しかし直後の8回、9回にそれぞれ1点を返して土壇場で追い付くと、延長10回1死二、三塁から内野安打の間にサヨナラの走者が生還し、劇的な勝利を手にした。10年ぶりの優勝を目指した第6シード日大東北は先制で主導権を握ったが、聖光学院の粘りに屈した。全国大会は8月8日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。聖光学院の初戦の対戦相手は同5日に決まる。
聖光学院・井原、積極果敢に初球打ち抜く
県内敵なしの絶対王者が負けるのか―。1点ビハインドの9回2死二、三塁。連覇記録の終焉(しゅうえん)を予感させる雰囲気が球場を包む中での初球だった。チーム一小柄な159センチの井原貴視(3年)が外角直球を鋭く振り抜いた。打球は三遊間を破る左前打となり、土壇場で試合を振り出しに戻した。「狙い球なんかは考えていなかった。全然緊張していなかった」。強心臓ぶりを発揮した殊勲打。斎藤智也監督は「初球を振った勢いがヒットになった」と積極果敢な姿勢をたたえた。
「小さいから仕方ないとか言われたくない」。帽子のつばに「負けてたまるか!」と太字で記している。「絶対に負けたくなかった。甲子園でも自分の負けん気で泥臭くやる」
最後の夏に輝きを放った男が、頂点を目指す夏の甲子園での活躍を誓った。
(2013年7月29日 福島民友・高校野球ニュース)
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