聖光学院・石井、復調の兆し 「どんどん修正したい」
「コントロールと変化球の切れが60〜70パーセント戻りつつある」。福島大会で本来の投球にほど遠く、甲子園では背番号10を背負う左腕石井成(2年)が復調の兆しを見せている。
決勝の日大東北戦は制球に苦しみ、変化球を痛打される場面が目立った。甲子園開幕までの短期間で、持ち味の制球力と変化球の修正に励んでおり、この日の津門中央公園野球場での練習では斎藤智也監督が見守る中、ブルペンで約90球を投げ込んだ。
直球を低めに集める練習をはじめ、チェンジアップやカーブなど変化球の感触を確かめた。石井は「キャッチャーの構えるところに投げられるよう、どんどん修正したい」と力を込めた。
(2013年8月4日 福島民友・高校野球ニュース)
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