出発式で意気込みを語る園部副主将（右）＝１５日午前７時１０分ごろ、伊達市・聖光学院

　聖光学院ナイン約３０人は１５日、バスで大阪入り。午後６時ごろ、宿舎となる大阪市北区のホテルに到着した。
　同日朝、伊達市の同校で出発式が行われ、保護者や学校関係者の見送りを受けたナインは士気を高め、あらためて活躍を誓った。
　出発式で、渡辺憲一校長は「粘り強い聖光野球で復興の力を示してほしい」とあいさつ。野球部甲子園出場後援会副会長の須田信男同校同窓会副会長と、学校法人聖光学院理事の桜田葉子県議が激励の言葉を述べた。斎藤智也監督と横山博英部長、伊藤颯主将は先に大阪入りしているため、野球部の石田安広コーチが「精いっぱい頑張ってきます」とあいさつ、園部聡副主将は「はつらつとしたプレーで恩返ししたい」と意気込みを語った。
（２０１３年３月１６日　福島民友・高校野球ニュース）