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聖光学院ナイン、猛攻後押し 在校生らスタンドから声援
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ナインの猛攻を声援で後押しする聖光学院の応援スタンド=甲子園
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攻守がかみ合った試合展開で初戦をものにした聖光学院。一塁側アルプスには在校生や保護者、控え選手500人以上が詰め掛け、ナインの猛攻を後押しした。
完封勝利を収めたエースの石井成(なる)投手(2年)の母美由紀さん(42)は「調子の良さが伝わってきた。おめでとうと言いたい」と笑顔。主砲の園部聡選手(3年)の母知子さん(53)は「心身ともに大人になったと感じる」と、息子の成長に目を細めた。渡辺憲一校長は「聖光らしさが出ていた。よく頑張った」とたたえ、同窓会長の浅倉俊一ダイユーエイト社長は「悔いのない戦いをしてほしい」とナインにエールを送った。
学校留守部隊も負けずにエール
伊達市の聖光学院視聴覚室には練習を終えた卓球部員や生徒会役員ら約20人が集まり、アルプス席と同じ黄色いメガホンを大きく打ち鳴らし、甲子園に向かってエールを送った。
プロジェクター映像の大型スクリーンと2台のテレビにナインの躍動する姿が映し出され、得点を重ねるたびに教室に響くメガホンの音は大きくなった。卓球部の菅野太紀さん(3年)は「相手のミスもあったが打線が好調だった。次の試合も勝ち、春2勝という新たな歴史をつくってほしい」と次の試合を見据えた。
(2013年3月24日 福島民友・高校野球ニュース)
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