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聖光4強へ意欲 打撃を重点に練習
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敦賀気比戦に向け意気込む聖光学院ナイン=兵庫県西宮市・鳴尾浜臨海公園野球場
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第85回選抜高校野球大会第10日(31日)の準々決勝で敦賀気比(福井)と対戦する聖光学院は30日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で練習を行った。
初の4強入りを目指すナインは、敦賀気比のエース右腕岸本淳希(3年)を想定した投球マシンで重点的に打撃練習に取り組んだ。マシンは150キロ台の直球と、右投手の130キロ台のスライダーにそれぞれ設定。ナインは速球にも振り負けることなく、次々に鋭い打球を飛ばしていた。
県勢としては、2000(平成12)年の福島商以来、13年ぶり3度目の8強入りを果たした聖光学院。準々決勝は71年夏の甲子園で準優勝した磐城以来、県勢として42年ぶりの4強入りが懸かる一戦。
斎藤智也監督は「投手戦に持ち込まざる得ない。まずは失点を食い止めなければならない」と厳しい表情を見せる一方、打撃練習の様子や好調を維持する打線の状況から、「思いの外、対応できるのではないかとひそかに期待している。うちの勝ちパターンのスコアは3―2か、4―3。1点差で勝つ試合をしたい」と話した。
3回戦の鳴門(徳島)戦で本塁打を放った園部聡(3年)は「勝利のための1本を打ちたい」と意気込みを語った。
(2013年3月31日 福島民友・高校野球ニュース)
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