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日大東北、10年ぶり4度目V 粘る須賀川を振り切る
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【須賀川−日大東北】優勝を決め、笑顔で喜ぶ日大東北ナイン=開成山球場
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第65回秋季東北地区高校野球県大会最終日は22日、郡山市の開成山球場で決勝と3位決定戦を行い、決勝は日大東北が6−2で須賀川を退け、10年ぶり4度目の優勝を飾った。3位決定戦では聖光学院が8−1の8回コールドで会津工を下し、8年連続14度目の東北大会出場を決めた。東北大会は10月11日から5日間、岩手県の県営球場(盛岡市)と花巻球場(花巻市)で開かれる。組み合わせ抽選会は同4日に開かれる。
深谷“一発”、チームに流れ呼ぶ
「聖光に勝っても、決勝で勝たなければ意味がない」。真の意味で“強豪復活”を印象づける優勝にこだわったナインが10年ぶりの歓喜に震えた。
9回、須賀川打線を併殺に打ち取ると、両手を突き上げたエース大和田啓亮(2年)の周りにナインの輪が広がった。中盤まで続いたシーソーゲームを変えたのは大和田と登下校を一緒にする3番深谷浩太(同)の一打。6回、先頭の深谷は狙っていたスライダーを捉えて左翼ポール際に勝ち越しのソロ本塁打を放ち、つながりを欠いていた打線に火を付けた。
「聖光学院を倒すために日大東北に行こう」。中学時代、全南選抜に所属した深谷はチームメートの大和田と誓った。「1本打ってくれると信じていた」と大和田は感謝した。深谷の援護に応えるように大和田は終盤でも140キロ超の直球を投げ込んだ。6安打2失点で初めての4戦連続完投、10奪三振も記録。「限界を突破した感じです」。夏まで公式戦の連続完投経験がなかった大和田は成長を遂げた。
次は初のセンバツ出場を懸ける東北大会。「もう一つの目標である甲子園に向かってやるだけです」と深谷。中村猛安監督の胴上げを持ち越したナインは気を引き締め直した。
(2013年9月23日 福島民友・高校野球ニュース)
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