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 ▽2回戦
10
角館
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須賀川
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                                            (延長10回)
須賀川、延長10回で“涙” エース・常松「自分の力不足」

須賀川、延長10回で“涙” エース・常松「自分の力不足」

【角館−須賀川】延長10回角館1死一、二塁、勝ち越しを許しマウンドに集まるエース常松(右)ら須賀川ナイン=岩手県営野球場

 44年ぶりの出場となった須賀川は延長にもつれる接戦を演じながら、東北大会で校歌を響かせることができなかった。エース常松榛輝(2年)は13安打を浴びながらも10回を投げ抜く粘投を見せたが、「自分の力不足。もっと勝ちたかった」と声を絞り出した。
 毎回のように走者を背負う場面が続く中でも野手陣が奮闘した。打球が何度も飛ぶ中、失策は一つ。箭内寿之監督が「練習した守備は(期待に)応えてくれた」と話すように、内野陣は球際の強さを発揮。外野陣も打者によって大胆に守備位置を変更し、失点を防いだ。
 久しぶりの東北大会出場で、「『頑張れ』『勝てよ』と街でたくさん声を掛けてもらった」と主将の関沼大成(2年)。地元の期待を受けて必死のプレーを見せた関沼は4安打と苦しんだ打線を課題に挙げ、成長を誓った。「この試合で打撃力が課題とはっきりした。もう一度再確認して取り組みたい」
(2013年10月13日 福島民友・高校野球ニュース)

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