国立競技場から譲り受けた座席が設置されたほばら大泉球場

　２０２０年東京五輪・パラリンピックに向けて建て替えられる国立競技場（東京）から座席を譲り受けた伊達市は３１日、同市のほばら大泉球場への取り付け作業を終えた。改修完了を記念して２日、同球場で聖光学院（同市）と仙台育英（宮城）、常総学院（茨城）の甲子園常連３校を招き野球大会を開く。
　観覧無料。午前８時４０分から聖光学院―常総学院戦を始め、同１１時３０分からオープニングセレモニー。続いて常総学院―仙台育英戦（正午開始予定）、聖光学院―仙台育英（午後２時３０分開始予定）を行う。譲り受けた座席はオレンジと青の２色で計２８００席。１０月１０日から取り付け作業を始め、バックネット裏に５１９席、一塁側観客席に１０７０席、三塁側観客席に１０９０席設置。球場入り口には、国立競技場から座席の譲渡を受けた経緯を記す看板も設けた。
　問い合わせは保原総合公園管理事務所（電話０２４・５７５・１６１６）へ。
（２０１４年１１月１日　福島民友・高校野球ニュース）