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小名浜・遠野…遠い1点 充実の連合ナイン「出し切れた」
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【学法福島−小名浜・遠野】3回表、学法福島打線を抑えベンチに戻る小名浜・遠野ナイン=開成山球場
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強豪・学法福島を相手に0−23の5回コールド負けを喫した。それでも試合後の「小名浜・遠野」ナインには試合ができた喜びと充実感が漂っていた。主将として2校の部員を率いた鈴木恭介(小名浜3年)は「練習の成果を出し切れた」と笑顔で振り返った。
昨秋の連合チーム結成時は両校合わせても部員が5人。試合もできない状況の中、一時野球部を離れていた2人が戻り、4月には両校に1人ずつ新入生が入った。大会直前の6月には両校のサッカー部員1人ずつが掛け持ちで参加することが決まり、11人が集まった。合同練習は土、日曜日しかできなかったが、鈴木を中心に結束力を強めた。
課題の守備ではミスも出たが、体を張って打球を止めた。3回には3者凡退に抑え見せ場もつくった。高木慎平監督も「一番のプレーを見せてくれた。最高のチームだった」と手放しでたたえた。「違う学校でも同じ学校の仲間のようだった。1勝の夢は後輩に託したい」と鈴木。この日、チーム唯一の安打を放った山本悟(遠野1年)は「このメンバーでこれからもやりたい。目標は来年夏の1勝」と先輩の夢を引き継いだ。
(2014年7月12日 福島民友・高校野球ニュース)
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