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福島北が9回に逆転 信じてつないだ打線、勝利つかむ
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【福島北―橘】逆転勝ちし、笑顔で整列する福島北ナイン=信夫ケ丘球場
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福島北ナインのあきらめない姿勢が逆転につながった。4点差を追う9回。打者8人の猛攻で、手中からこぼれ落ちかけていた勝利をつかんだ。同点となる2点適時三塁打を放った佐藤広崇(3年)は「後ろの打者を信じていた。つなぐ意識が、いい結果に結びついた」と声を弾ませた。
福島北は、橘の先発千葉皐嗣(3年)の前に打線が静まりかえり、8回まで2安打に抑え込まれた。しかし、追い込まれた場面でもナインは目の前のプレーに集中していた。中前打を放った安倍雄太(2年)は「みんながベンチから『行け、行け』と背中を押してくれた。自信を持って振れた」と振り返る。打線がつながり、応援スタンドの盛り上がりも最高潮に達した。
押し出しの四球などをはさみ佐藤広崇の適時打で同点。続く高城海斗(2年)の遊ゴロの間に佐藤広崇がホームを駆け抜け、これが決勝点になった。
鈴木雅彦監督は「土壇場でも積極的にプレーしてくれた」とたたえた。この日、粘り強い投球を続けた先発佐藤晃大(3年)は「仲間に助けてもらった。次は自分が打線を助ける番」と次戦を見据えた。
(2014年7月14日 福島民友・高校野球ニュース)
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