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光る投手力、完封試合増 高校野球福島大会前期
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熱戦が繰り広げられた前半戦。後半戦も夏の暑さにも勝る選手たちの熱い戦いが予想される
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第96回全国高校野球選手権福島大会は、台風の影響で一部球場で開始時間に遅れが出たが、予定通り14日までに前期日程の1、2回戦計49試合を終え、32校が勝ち残った。小高工の菅野秀哉(3年)が完全試合を達成する偉業も飛び出した。
本塁打は17本で前回大会の前期、後期を合わせた22本を迫るペース。コールド試合は19試合で前回大会の前期の17試合より2試合多い。コールド試合を含む完封試合は22試合で前回の前期より6試合多く、投手力の高さが光った。シード8校は順調に初戦を突破し、連合3チームはいずれも初戦で敗れた。
19日に始まる後期日程で、第1シード日大東北と第8シード会津工のブロックは、無失点を続ける光南と学法福島が対戦するほか、投手陣が安定する福島商が会津工にどう挑むかが楽しみだ。
第2シード聖光学院と第7シード福島のブロックは、初戦大勝の聖光学院が郡山商と戦う。完全試合を達成した菅野を擁する小高工は安積黎明、1、2回戦無失点で波に乗る若松商は保原と顔を合わせる。
第3シードいわき光洋と第6シード学法石川のブロックは、初戦をコールド勝ちしたいわき光洋と、川俣を零封した東日大昌平の同地区対決が楽しみ。エース渡辺謙悟(3年)が引っ張る郡山には、須賀川桐陽が挑む。
第4シード須賀川と第5シード田村のブロックは1、2回戦で1点差の試合が計6試合と各校の実力が均衡。須賀川は安達、田村は葵と戦う。
後期日程は、日大東北と8連覇を目指す聖光学院を軸にした戦いが予想されるが、試合を重ねた各校の成長も見どころ。夏の暑さにも勝る熱戦に期待したい。
(2014年7月16日 福島民友・高校野球ニュース)
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