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第4シード・須賀川、反撃届かず エース・常松、腰痛に泣く
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【安達−須賀川】安達に惜敗しベンチ前で涙を流す須賀川ナイン=白河グリーンスタジアム
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安達が逆転で第4シード須賀川を下した。昨秋の県大会で準優勝し須賀川にとって早すぎる夏の終わりとなった。エース常松榛輝(3年)は昨夏の4回戦で敗れた因縁の相手、安達にまたも引導を渡され、試合後ベンチの前で泣き崩れた。
常松は5回降雨ノーゲームとなった19日に続き、この試合も先発のマウンドに登った。4回まで要所を締める好投を見せたが、持病の腰痛が影響して中盤以降、制球が乱れた。
「どこに投げても打たれる気がした」。6回には直球を狙われ、3連打を浴びるなど3失点。捕手鈴木慶祐(同)は異変に気付いたが「ここまで来たら常松しかいない」とエースに託した。
昨夏の雪辱は果たせなかったが、常松は痛み止めの注射を打ち、2日間で204球を投げた。「つらいことがほとんどで、勝利の喜びのためだけに練習してきた」と目を赤くし高校の野球生活を振り返った。「野球を続けて良かった」。常松は最後に三年分の思いを口にした。
(2014年7月21日 福島民友・高校野球ニュース)
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