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聖光学院、いまだ無失点 決勝進出、王者の意地V8なるか

聖光学院、いまだ無失点 決勝進出、王者の意地V8なるか

【いわき光洋−聖光学院】3回裏聖光学院無死三塁、伊三木が追加点となる内野安打を放つ。捕手高
=開成山球場

 第96回全国高校野球選手権福島大会第10日は25日、郡山市の開成山球場で準決勝2試合を行い、11年ぶり8度目の優勝に挑む日大東北と、8年連続11度目の甲子園出場を狙う聖光学院が決勝進出を決めた。決勝での両校の顔合わせは昨年に続き5度目。日大東北は少ない好機を着実に生かし7−0の7回コールドで白河を下した。聖光学院は長短11安打を放ち、いわき光洋に4−0で快勝。初戦からの無失点を続けた。日大東北の決勝進出は2年連続14度目、聖光学院は8年連続12度目。最終日の26日は午後1時から、同球場で決勝を行い、夏の覇者が決まる。

 聖光学院・伊三木、気迫の殊勲打
 左手の小指を剥離骨折した影響を感じさせない果敢な打撃が、聖光学院を決勝の舞台へと押し上げた。5番で先発出場した伊三木駿(3年)は3回、チーム3点目となる内野安打を放った。「(けがをした)自分は出場させてもらっている。チームにとってプラスになりたかった」と弱みを見せなかった。
 4回戦で本塁にヘッドスライディングした際、左手を負傷。途中交代し、試合後の診察で剥離骨折していたことが分かった。準々決勝は欠場したが、痛みがひきバットも握れるようになり、監督から出場の「ゴーサイン」が出たという。伊三木は3回、深めに守った内野の守備位置を確認すると、内角にきた速球をゴロで打ち返した。狙い通りの貴重な追加点となった。
 前回大会の覇者として君臨する聖光学院だが、昨年の新チーム発足からここまで順風ではなかった。県内公式戦の連勝記録を止められた昨秋の県大会。伊三木は当時、主将を任されていた。春の県大会で日大東北に雪辱したが、東北大会は初戦で敗れたため、7年間守ってきた第1シードの座を手放した。
 夏の大会に向けた部内の壮行試合では、ベストメンバーが控えメンバーに敗れる“波乱”も経験した。敗戦や主将としての経験が伊三木を成長させている。次は8連覇が懸かった決勝。帽子のつばに書いた「一心不乱」の文字通り、がむしゃらなプレーで勝利をつかむ。
(2014年7月26日 福島民友・高校野球ニュース)

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