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聖光学院、14日に初戦 4投手を相手に打撃練習

聖光学院、14日に初戦 4投手を相手に打撃練習

好リードで投手陣を引っ張る捕手高野=京都府久御山町・NTT淀運動場

 聖光学院は大会第4日の14日、1回戦第3試合(午後1時開始予定)で夏初出場の神戸国際大付(兵庫)と対戦する。聖光学院ナインは初戦を2日後に控えた12日、京都府久御山町のNTT淀運動場で約2時間の練習に汗を流した。
 前日に引き続き行った実戦形式の打撃練習では、中軸がベンチ入りする4投手を相手に鋭い打球を飛ばした。海老沼圭司(3年)原田元気(同)ら控えも快音を響かせた。右腕の今泉慶太(2年)は全体練習終了後も居残りで黙々と投げ込み、変化球を中心に投球の感触を確かめた。
 13日は午後1時から兵庫県尼崎市の尼崎ベイコム野球場で約2時間練習し、14日の初戦に臨む。

 気合入る捕手・高野
 ベンチ入りした聖光学院の4投手を引っ張る捕手高野光輝(3年)。身長166センチと代表49校の中で最も小柄な正捕手だが、素早い送球と気持ちを前面に出す闘志あふれるプレーで体格差をカバーしてきた。
 高野は大阪入り後、打撃練習の合間を縫って4投手が投げる球を精力的に受けてきた。「それぞれの特徴や性格を知り、配球につなげている」と高野。福島大会後も4投手は成長を続けているという。初戦の先発投手について高野は「誰が投げてもいい」と絶対の信頼を寄せる。「負けたら終わり。試合モードに気持ちを切り替えたい」。初戦を目前に控え、高野の表情が一層引き締まった。
(2014年8月13日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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