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聖光学院、5年連続“初戦突破” 神戸国際大付に2−1

聖光学院、5年連続“初戦突破” 神戸国際大付に2−1

【聖光学院−神戸国際大付】7回裏聖光学院2死一、二塁、石垣が右翼線に勝ち越しの適時二塁打を放つ=甲子園

 第96回全国高校野球選手権大会第4日は14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦4試合を行い、8年連続11度目の出場となった本県代表の聖光学院は初出場の神戸国際大付(兵庫)に2−1で競り勝ち、5年連続で初戦を突破した。
 聖光学院は1、2回の先制機を生かせず、0−0で迎えた3回1死二、三塁から、6番飯島翼(3年)の投前スクイズが内野安打となり、先取点を奪った。さらに1死満塁と好機を広げたが、スクイズ失敗などで追加点を奪えずに流れに乗りきれなかった。4回に同点に追い付かれて以降は投手戦となったが、7回2死一、二塁から、途中出場の7番石垣光浩(3年)が右翼線に落ちる適時二塁打を放ち、勝ち越した。守備陣は無失策の堅守で投手陣をもり立て、1点を争った接戦を制した。
 聖光学院の次戦は試合終了後の抽選の結果、大会第9日の19日に行われる2回戦第2試合(正午試合開始予定)で、2年ぶり6度目出場の佐久長聖(長野)との対戦が決まった。

 石垣、無我夢中「体が反応」
 試合を決めたのは7回から遊撃の守備に入った背番号6の石垣光浩(3年)だった。「体が反応した。芯には当たったけどどこに飛んだか分からなかった」と真っ黒に日焼けした顔に白い歯を浮かべ、無我夢中の一打を振り返った。
 140キロ台の直球にスライダーを織り交ぜる神戸国際大付の先発黒田達也(3年)に、福島大会で打率4割6分1厘をマークした聖光打線は苦しめられた。得点圏に走者を進めるが、思うように得点できない。7回、この試合初の打席に立った石垣は対策を講じてきたはずのスライダーに手が出なかった。「思い切っていこう」。開き直った石垣は3球目の外角の速球をはじき返した。「ファウルになるかと思った」という打球は、ぽとりと右翼線に落ちた。
 石垣は歴代でも指折りとされる「守備の人」。甲子園は2年の春のセンバツから数え、3度経験しているが、福島大会では打撃が振るわず、先発落ちした試合もあった。それでも腐らず、悔しさを胸に練習に打ち込んできた。「接戦をものにできたのは大きかった。一戦一戦しっかり戦っていきたい」。石垣は納得の表情を見せた。
(2014年8月15日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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