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2年生右腕・今泉、気迫見せた 先輩を信じて“全力投球”

2年生右腕・今泉、気迫見せた 先輩を信じて“全力投球”

【聖光学院−神戸国際大付】先発起用に応え、6回1失点で好投した聖光学院の今泉=甲子園

 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で14日、1回戦4試合が行われた第96回全国高校野球選手権大会第4日。第3試合に登場した本県代表の聖光学院は神戸国際大付(兵庫)を2−1で下し、5年連続で初戦を突破した。
 絶対的エースの不在。試合直前までオーダー表の投手は空欄のままだった。先発投手がなかなか決まらない異例の事態。斎藤智也監督が頭を悩ませ、最終的にマウンドに送り出したのは大阪入り後、徹底した投げ込みで調子を上げてきた背番号18の右腕今泉慶太(2年)だった。
 「自分が投げるイメージができていた。選手全員の思いを背負って投げた」と今泉。エース船迫大雅(ふなばさまひろまさ)(3年)をはじめベンチで控える3年生の存在が今泉を強気にさせた。「後ろには頼もしい先輩たちがいる」と序盤から全力で投げた。課題の立ち上がりで右翼フェンス直撃の三塁打を浴びたが、後続を内野ゴロに打ち取った。4回は同点打を許したが、最少失点で切り抜けた。今泉がピンチで投げたのはチェンジアップ。福島大会で背番号10を背負い、甲子園ではベンチ入りメンバーから外れた石井成(3年)から教わった球だった。福島大会後、横山博英部長から指導を受けて覚えたカーブもさえた。
 試合前日の13日、今泉はベンチ入りした4投手の中で唯一プルペンで投げ込んだ。「内角を突けるようになった」と自信を深めて臨んだ初戦は「90点くらいの出来」という。「次戦も思い切って腕を振りたい」。今泉の成長が聖光学院の上位進出を支える。
(2014年8月15日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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