【監督対談】聖光学院・斎藤監督、近江・多賀監督
聖光学院の斎藤智也監督(51)と、近江の多賀章仁監督(55)に互いの印象や意気込みなどを聞いた。
―相手校の印象は。
斎藤「強打、猛打の印象。勢いがあり、ウチより打力は上だと思う。近江史上最強のチームと聞いている」
多賀「まとまりがあり、総合力が高い。どんな試合でもぶれないチーム。1点勝負の試合ができる相手」
―鍵を握る選手は。
斎藤「船迫は連投もできる。(攻撃陣は)石垣の勢いを信じて起用したい」
多賀「美濃部。主将、捕手として滋賀大会の中で成長している」
―警戒する相手選手は。
斎藤「エースの小川投手。狙いを絞りづらい。当てにいかず思いきりバットを振ってほしい」
多賀「石垣選手。野球に対する姿勢が良い。チームの精神的な支柱で、大きな存在だと感じる」
―狙う試合展開は。
斎藤「失点は増えてくる。大味な試合でも気持ちを前面に出して勝ちたい」
多賀「5―4、4―3のような1点差の試合になると思う」
―意気込みは。
斎藤「頂点に駆け上がるのは険しい道だが、まだ3回戦。攻撃的な野球をする」
多賀「攻撃面が注目されているが、守りからリズムをつくっていきたい」
(2014年8月21日 福島民友・高校野球ニュース)
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