【春季県大会展望】Cブロック激戦区、聖光学院5連覇狙う
今大会は、「センバツ」出場による出場枠がなく、昨年より2校少ない29校が出場、上位3校に与えられる東北大会への切符を懸けて激突する。
5連覇を狙う聖光学院は昨秋の県大会で県内公式戦の連勝記録が95で止まったが、県北支部予選4試合で44得点と圧倒的な攻撃力を見せ、今大会も優勝候補の筆頭。連勝を止めた県中支部第1代表の日大東北や、県南支部第1代表の学法石川などの強豪校がどう立ち向かうかが注目される。
聖光学院が入るAブロックは、初戦で実力校の郡山と郡山商の郡山勢同士が対決する。県南支部予選で接戦を制してきた白河実をはじめ、須賀川桐陽の戦いにも期待がかかる。
Bブロックは、好投手を擁する相双支部第1代表の小高工が中心となりそう。いわき支部第1代表の湯本、県北支部の強豪・福島商なども虎視たんたんと上位をうかがう。
強豪校がひしめく激戦区のCブロックは、学法石川、日大東北、県北支部第2代表の福島、昨秋の県大会準優勝の須賀川などが名を連ね、初戦から熱のこもった試合が展開されそうだ。
Dブロックは、創部13年目にして会津支部で初優勝した葵をはじめ、1999(平成11)年以来の出場となる福島高専に注目。単独チームとして出場する原町や光南など実力校もそろう。
(2014年5月11日 福島民友・高校野球ニュース)
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