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いわき光洋“劇的サヨナラ” 鈴木翔が激闘終止符の一振り
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【湯本−いわき光洋】11回裏いわき光洋1死一、二塁、鈴木翔の中前打で生還した東條、捕手志賀村=白河グリーンスタジアム
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攻撃主体の「いわき光洋野球」が延長11回に及んだ激闘に終止符を打った。サヨナラ打でチームを勝利に導いた鈴木翔大(3年)は「チームメートやスタンドで応援してくれたみんなのおかげ」と満足げだ。
同点で迎えた11回1死一、二塁、「絶対に打ってやる」と、強気で打席に立った鈴木は外角高めの直球を中前に運んだ。打席に入る前、10回無死三塁のピンチを3者連続三振に切って取ったエース大峯聡史(3年)から「絶対打ってくれ」と託された。「(大峯の)気持ちが伝わってきた。だから楽にしてあげたかった」。仲間の思いや勝利への執念が宿った一振りが、勝利を呼び込み、「好機で一本が出なかった」と振り返る支部予選の悔しさも晴らした。
チームが掲げる目標は東北大会出場。次戦も「楽しんで試合をすれば、結果はついてくる。そう信じている」と鈴木は意気込む。先制を許し、同点に追いつかれても、勝利をもぎ取ったナインの自信は東北大会への道を切り開く。
(2014年5月18日 福島民友・高校野球ニュース)
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