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▽準決勝
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田村
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日大東北
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×
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日大東北が田村を大逆転 エース大和田が殊勲打
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【田村―日大東北】8回裏日大東北2死一、二塁、逆転の中越え2点適時3塁打を放つ大和田=白河グリーンスタジアム
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昨秋の県大会王者が底力を見せた。東北大会出場がかかった一番。準々決勝で2試合連続の完封をやってのけた日大東北のエース大和田啓亮(3年)が打撃でみせた。勝ち越しの三塁打を放ち、窮地のチームを決勝の舞台に押し上げた。
準決勝の主役も大和田だった。4打席まで無安打と抑え込まれた大和田だったが、「ほかに変わる打者はいない」と中村猛安監督は期待を込め打席に送り出した。決勝を控え、さらには控え投手を育てるため、大和田は左翼に入った。田村に序盤リードを許した展開に「正直投げたかった」と打ち明けたが「1人では試合に勝てない」とチームの成長のため、その思いを胸にしまい込んだ。
大和田の思いをくみ取ってか味方打線が田村に襲いかかり8回、同点に追いついた。「力を抜いて楽に打席に立てた」と大和田。はじき返した外角の直球は中越え2点適時打となり、決勝進出とともに東北大会出場を呼び込んだ。
決勝の相手は、昨秋の県大会準決勝で対戦した聖光学院。「自分たちは挑戦者」。昨秋に続く打倒「常勝軍団」に向けて大和田は闘志を燃やした。
(2014年5月26日 福島民友・高校野球ニュース)
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