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日大東北が聖光学院を撃破 東日大昌平などベスト4決定

日大東北が聖光学院を撃破 東日大昌平などベスト4決定

【聖光学院−日大東北】8回裏日大東北無死二、三塁、勝ち越しの犠飛を放つ高子。捕手佐藤=鶴沼球場

 第66回秋季東北地区高校野球県大会第5日は20日、会津若松市のあいづ、会津坂下町の鶴沼の両球場で準々決勝4試合を行った。光南、日大東北、福島商、東日大昌平が勝ち、ベスト4が出そろった。聖光学院−日大東北は、日大東北が先制し同点に追いつかれたが、8回勝ち越しに成功、3−2で聖光学院を下した。聖光学院は9年連続の東北大会出場を逃し、来春の「センバツ」甲子園出場が絶望的となった。光南―福島東は、光南が6−0で福島東に快勝、東日大昌平−磐城は、8回に勝ち越した東日大昌平が4−2で磐城との接戦を制した。福島商−学法石川は、福島商が10年ぶりの4強入りを狙った学法石川に4−0で完封勝ちした。第6日の21日はあいづ球場で午前9時30分から光南−日大東北、正午から福島商−東日大昌平の準決勝2試合を行う。決勝は22日午前11時30分から同球場。

 日大東北ナイン、夏決勝の雪辱「最高」
 昨年の秋の県大会に続いて勝利の女神は日大東北にほほ笑んだ。夏の福島大会決勝の雪辱も果たした日大東北ナイン。「とにかく勝ちたかった。最高」。勝ち越しの犠飛を放った高子翔太(1年)は歓喜の輪に飛び込んだ。
 「センバツ」甲子園とともに打倒・聖光学院はチームの悲願。「最後まで油断はできない。(聖光学院なら)何かやってくるに違いない」。チームは2点を先制したが、同点に追いつかれ、9回2死の土壇場から試合をひっくり返された夏の福島大会決勝の悪夢が頭をよぎった。8回無死二、三塁の好機で打席の高子に送られたのは「打て」のサイン。「欲を出してはいけない」と走者をかえすことを考え、高めに入ったスライダーを打ち返した。打球はセンターフライとなり、高子は結果を出した。
 聖光学院という大きな壁を越えた日大東北だが、3年生から託された甲子園出場の夢は途中だ。「最高の仲間と甲子園に行く」。高子は夢を実現すべく「チームに貢献していく」と高みを見つめた。
(2014年9月21日 福島民友・高校野球ニュース)

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       >>>> 《 9月20日の試合結果 》
◎―― あいづ球場 ――◎
      光南6点快勝 福島東、逸機響く
 ▽準々決勝
光南
0
0
0
1
0
2
2
0
1
6
福島東
0
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0
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      昌平、5年ぶりの4強 磐城、粘り及ばず
 ▽準々決勝
東日大昌平
0
0
0
1
1
0
0
2
0
4
磐城
0
0
0
0
0
2
0
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0
2
                                            
◎―― 鶴沼球場 ――◎
      日大東北、聖光を撃破 夏決勝の雪辱「最高」
 ▽準々決勝
聖光学院
0
0
0
1
0
0
0
1
0
2
日大東北
2
0
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0
0
1
×
3
                                            
      福商、完封勝ち 学石、本塁遠く
 ▽準々決勝
学法石川
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
福島商
1
0
0
0
0
2
1
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×
4
                                            
 

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