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日大東北、4回一気に鮮やか逆転 光南を突き放し決勝へ

日大東北、4回一気に鮮やか逆転 光南を突き放し決勝へ

【光南―日大東北】4回表日大東北1死一、三塁、吉田のスクイズで三走高子がホームイン。捕手先崎=あいづ球場

 第66回秋季東北地区高校野球県大会第6日は21日、会津若松市のあいづ球場で準決勝2試合を行い、連覇を狙う県中支部第1代表の日大東北と、初優勝を目指すいわき支部第1代表の東日大昌平が決勝に進出、東北大会出場を決めた。日大東北が2年連続10度目、東日大昌平が5年ぶり3度目の出場。日大東北―光南は日大東北が4回に5点を挙げて突き放し、7―3で快勝した。東日大昌平―福島商は東日大昌平が効果的に加点し、13―3で勝利した。最終日の22日は同球場で決勝と3位決定戦を行う。3位決定戦は午前9時、決勝は午前11時30分開始予定。

 連覇まであと一歩
 日大東北打線が好調だ。コンパクトに振り抜く打撃が浸透し、先制を許しながらも4回に一挙5点を奪う鮮やかな逆転劇で東北大会出場を決めた。
 「チームに迷惑を掛けていたので何とか結果を残し、勝利に貢献したかった」。日大東北の佐藤宏樹(1年)は1、2打席で三振したうっぷんを晴らす一振りで勝利をたぐり寄せた。4回2死二、三塁の好機で迎えた打席。「絶対ストライクがほしいはず」。代わったばかりの相手投手の心理を読んだ佐藤は言葉通り狙った初球の直球をとらえ、2人の走者を本塁に迎え入れた。
 チームを決勝へと押し上げた佐藤の活躍の裏には、今夏の悔しい経験があった。春の大会で1年生で唯一ベンチ入りを果たしたが、夏の大会のベンチに佐藤の姿はなかった。大会前の合宿中、ノックで飛び込んだ際に右手中指の靱帯(じんたい)を切ったからだ。
 佐藤は「悔しかった」と胸の内を明かす。治療期間中はノックの補助など裏方に回り、声出しや応援などで仲間の背中を押し続けた。「今度は自分が中心になってチームを引っ張っていく」。あと一歩まで迫った連覇。佐藤はその先も見据えている。
(2014年9月22日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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