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日大東北が“秋”連覇 中盤に逆転、東日大昌平の夢砕く

日大東北が“秋”連覇 中盤に逆転、東日大昌平の夢砕く

【日大東北−東日大昌平】東日大昌平との接戦を制し、スタンドへと駆けだす日大東北ナイン=あいづ球場

 第66回秋季東北地区高校野球県大会は最終日の22日、会津若松市のあいづ球場で決勝と3位決定戦の2試合を行い、決勝では日大東北が接戦の末に6−5で東日大昌平を破り、2年連続5度目の優勝を飾った。3位決定戦では、投打がかみ合った光南が5−0で福島商に快勝し、2年ぶり7度目の東北大会出場を決めた。東北大会は10月23日から5日間、宮城県で開かれる。組み合わせ抽選は同10日に行われる。

 日大東北“主砲”佐藤旦、進化見せる
 「優勝できるとは思わなかった」。日大東北の中村猛安監督がチームをこう評する背景には、試合を重ねるごとに進化した選手たちの姿があった。
 「バットを短く持ってコンパクトに振り抜く」。支部予選4試合で計10得点。得点力強化のために中村監督が徹底した指導は、打線のつながりと核となる主砲佐藤旦(2年)の活躍を生んだ。
 「東北大会、センバツという新たな目標ができた」。決勝で2打点を挙げた佐藤は3年生がつくった県大会王者の座を守り、優勝の余韻に浸った。支部予選では打撃不振に陥ったが、準々決勝の聖光学院戦で初回に放った左越え適時打で打撃改善の兆しを見せた。「バットを短く持っても、相手投手の力を利用すれば長打が打てることが分かった」。決勝でも先制点と1点差に迫る適時打で、新たな打撃スタイルに手応えを感じさせた。優勝で歓喜に沸く選手の中に、佐藤の姿もあった。中学校時代に右肩を痛め、硬式野球チームを去った。両親の勧めで再開した野球で県の頂点に立ち「少しは恩返しができたかな」と頬を緩める。
 次に狙うのは春のセンバツ。最終関門となる東北大会で「新たな伝統をつくる」と意気込む。日大東北の歴史に新たな一ページを刻むべく、次のステージに向けて走り出した。
(2014年9月23日 福島民友・高校野球ニュース)

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