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“投手戦”光南敗れる エース・星10奪三振、力投報われず
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【光南−二本松工】9回表二本松工無死二塁、ピンチを迎えマウンドに集まる光南の内野陣=泉崎さつき公園球場
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好投手吉羽を擁する二本松工が第7シード光南との投手戦を制した。
エース同士の気迫のこもった投手戦。10奪三振の力投も報われず敗れた光南の星雄太朗(3年)は「実力不足」と涙を拭った。
春の県南支部予選以来の公式戦での登板。4回、連打で1点を奪われ1死三塁とピンチが続いた。「周りが見えない弱さが出た」と相手のスクイズに捕球の出足が遅れ1点を失った。9回には「いっぱいいっぱいだった」と振り返るように久々のマウンドが響き、3連打を浴びた。
1月に腰のけがで、春の県南支部予選後は左肩の疲労で満足な練習ができなかった。それでもエースナンバーを託された星は「完投できるエースピッチャー」を目指し、体幹トレーニングなどに励んだ。努力に裏打ちされた自信を持って挑んだ一戦だったが、「相手が一枚上手だった」と勝利をつかめなかった。
中学時代の軟式野球の県南選抜で苦楽を共にした若林剛(3年)や緑河翼(同)、鈴木亮太(同)らと「一緒に甲子園を目指そう」と光南の門をたたいた。1試合だけの登板で星の夏は終わったが「絶対甲子園に行ってほしい」と果たせなかった夢を後輩に託した。
(2015年7月19日 福島民友・高校野球ニュース)
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