屋内練習場で打撃練習する福島工ナイン＝２３日午前、あづま球場

　４６年ぶりの４強に進み、初の決勝を狙う福島工ナイン。あづま球場や同校で軽めの練習に臨み、打撃や犠打の感触を確かめた。快進撃が続き、周りの運動部からは「とても刺激になる」と声を掛けられているという。佐藤優希主将（３年）は「１日休めたのはラッキー。万全の状態で臨みたい」と意気込んだ。
　現チームは、聖光学院を相手に昨秋の県大会２回戦で１−８の７回コールド、昨秋の県北支部選手権準々決勝で２−８、春の県北支部予選準決勝で０−１２の５回コールドと３度の敗戦を味わった。広瀬修一監督は「夏の本番で再戦できるのは最高。少しでもプレッシャーを掛けられる展開に持ち込みたい」と闘志を燃やした。
（２０１５年７月２４日　福島民友・高校野球ニュース）