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聖光学院“投打がっちり” 戦後最多9年連続甲子園へ弾み

聖光学院“投打がっちり” 戦後最多9年連続甲子園へ弾み

【聖光学院−福島工】福島工打線を1安打で完投した聖光学院のエース森久保=あづま球場

 福島市のあづま球場で25日に行われた第97回全国高校野球選手権福島大会第9日。最終日の決勝は、3年連続で聖光学院、日大東北の私学両雄が相まみえる。全国で戦後最多となる9年連続の甲子園出場を目指す聖光学院は、エース森久保翔也(3年)が1安打1失点の完投、6−1で福島工との県北勢対決を制した。4試合連続コールドで勝ち上がった日大東北は、エース岩城光(同)、斎藤未来(同)の継投策で5回の2点を守りきり、2−1で福島商を退けた。

 聖光学院・エース森久保、1安打完投
 聖光学院のエース森久保翔也(3年)がマウンドを譲ることはなかった。9回2死一、二塁、最後の打者を内野フライに仕留めると、両手を広げ喜びを表現。3回から8回まで1人の走者も許さない「完璧」とも言える1安打完投に「自分の力だけでなく守ってくれた野手のおかげ」と感謝した。
 圧巻の投球だった。4試合計40得点をたたき出した福島工を相手に、初回こそ「緊張感があり、浮ついてしまった」と1点を奪われたが、回を重ねるごとに調子を上げた。自己最速の141キロをマークした直球に加え、右打者にスライダー、左打者にはシンカーを効果的に使い分け、強力打線を翻弄(ほんろう)。8回には斎藤智也監督から継投策を打診されたが、頼もしい右腕は続投を志願した。
 周囲から、その素質を認められる逸材だが、一時は伸び悩み、昨夏はベンチメンバーから外れた。甲子園に帯同して打撃投手を務める中で大舞台に挑む3年生の気迫を肌で感じ取った。
 決勝の相手は昨秋の県大会準々決勝で2−3の敗戦を味わった日大東北。指揮官は「連投で支障を来すなら、本当のエースじゃない」と力を込める。過去に公式戦で連投の経験はないが、決勝は9連覇の偉業が懸かる。「8連覇は先輩がやっただけ。決勝もやることは変わらない」と森久保。自身の手でつかむ“初優勝”を思い描いた。
(2015年7月26日 福島民友・高校野球ニュース)

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