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福島商、延長15回サヨナラ 1番・増子殊勲打、昨秋の雪辱

福島商、延長15回サヨナラ 1番・増子殊勲打、昨秋の雪辱

【福島商−東日大昌平】延長15回サヨナラ勝ちを決め、ベンチを飛び出す福島商ナイン=あいづ球場

 観衆の視線が集まった白球が左翼の頭上を越えた瞬間、歓声と悲鳴が球場に交錯した。延長15回、3時間50分にわたる壮絶な戦いで、明暗を分けたのはわずかな差。雪辱に燃える福島商ナインの執念が勝り、劇的な幕切れとなった。「好機を何度もつぶしていたので、絶対に走者をかえしたかった」。殊勲の一打を放ったのは、これまで無安打と苦しんでいた福島商の1番増子駿斗(3年)だった。
 東日大昌平は昨秋の県大会準決勝で3−13の大敗を喫した相手。2点差に詰め寄り1死満塁の場面、増子は「惨めな負けを忘れないよう練習してきた。雪辱を果たしたかった」と人一倍の覚悟で臨んだ。2点差に詰め寄り、1死満塁の場面。高めの直球を振り抜き、激戦に終止符を打った。延長11回に必死のプレーで一塁ベースを踏み外して左足を負傷したが、歓喜の輪に痛みを忘れ飛び込んだ。
 エース候補として期待された逸材。昨夏に肩の故障で投手をあきらめたが、1日2000本の素振りで磨きを掛けた打撃が土壇場でチームを救った。「公立校で甲子園を目指したい」と名門を選んだ増子。「東北大会に出場して夏につなげたい」と頼もしかった。
(2015年5月20日 福島民友・高校野球ニュース)

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