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聖光学院、春季県大会「6連覇」 “王者の牙城”揺るがず
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【聖光学院−いわき光洋】6連覇を決め、笑顔でスタンドにかけだす聖光学院ナイン=あいづ球場
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第67回春季東北地区高校野球県大会最終日は25日、あいづ球場(会津若松市)で決勝、3位決定戦の2試合を行った。決勝は、少ない好機を着実に生かした聖光学院が3−0でいわき光洋を破り、6大会連続8度目の優勝を飾った。3位決定戦は、初回に3点を先制した磐城が5−2で福島商を下し、7年ぶり12度目の東北大会出場を決めた。聖光学院、いわき光洋、磐城の3校は6月4日〜8日にあづま球場(福島市)開成山球場(郡山市)で行われる東北大会に出場する。聖光学院が6大会連続11度目、いわき光洋が2大会連続2度目の出場。組み合わせ抽選会は29日に福島市で開かれ、対戦校が決まる。夏の福島大会のシードポイントは県大会終了時点で聖光学院、日大東北、いわき光洋、東日大昌平、福島商、磐城、光南、学法石川の順。
“集中力と堅守”最後まで
ここ一番での集中力と鍛え上げられた強固な守備。決して優位な試合ではなかったが、王者の牙城は揺るがなかった。「力だけなら全国の強豪と渡り合える。まだまだこんなもんじゃない」。6連覇の偉業を成し遂げながら、聖光学院の斎藤智也監督が漏らした言葉が「全国制覇」の可能性を秘めたチームへの期待感を表していた。
打線は4安打にとどまった。だが、強い意志を胸に門をたたいた選手たちが勝利を引き寄せた。「打たれるのは当たり前。思い切って腕を振れ」。マウンドで奮闘する左腕鈴木拓人(2年)を懸命にリードしたのは昨夏の甲子園を経験した捕手佐藤都志也(3年)だった。1点リードした6回には、強肩を生かして、四死球で出塁し二盗を狙った走者を連続で刺した。
貴重な追加点をもたらしたのは「一緒に甲子園に行きたい」と、佐藤を聖光学院に誘った西山伸之助(同)の一振りだった。この日が誕生日の母由美子さんがスタンドで見守る中「周りの支えのおかげで野球に打ち込める」と勇姿を見せた。
2人はいわき市の中学選抜チーム「いわき松風クラブ」で苦楽をともにした。当時のチームメートがいるいわき光洋を相手に「自分のプレーに集中できた」と振り返る。「優勝は通過点。どんな場面でも動じない精神力を磨きたい」と佐藤。安定した力を発揮できる心が備われば、夏制覇も夢ではない。
(2015年5月26日 福島民友・高校野球ニュース)
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