須佐選手（前列左から５人目）らに米を届けた笠原会長（同４人目）

　ロンドン五輪ボクシングフライ級代表の須佐勝明選手（自衛隊、会津工高卒）を応援する「須佐勝明選手ロンドンオリンピック出場記念後援会」は１３日、須佐選手をはじめ自衛隊体育学校の五輪代表選手に会津産コシヒカリ３００キロを届けた。
　贈呈は埼玉県の自衛隊朝霞駐屯地で行われ、同後援会の笠原昭会長、石田典男事務局長、会津若松市の小林勝明農政部長が同市とＪＡあいづの協賛で用意した米を笠原会長が須佐選手らに手渡した。
　米の寄贈は、選手たちの活躍の原動力にしてもらうのはもちろん、原発事故による風評被害のダメージを受けている会津産米の安全性のＰＲも兼ねた。米をもらった須佐選手は「メダルを取ったら表彰台にこの米を持ってアピールしたい」と誓っていた。
（２０１２年７月２０日　福島民友ニュース）