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県勢、ロンドンへ出発 自転車の渡辺、新田選手ら
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報道陣の質問に答えるロンドン五輪自転車男子トラック日本代表の(右から)渡辺選手、新田選手、中川選手=成田空港
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ロンドン五輪自転車男子トラック日本代表の3人は25日、成田空港からロンドンに向けて出発。県勢の渡辺一成選手(小高工高卒)、新田祐大選手(白河高卒)=いずれも日本競輪選手会=は出発前に「メダルを取れるように頑張りたい」と目前に迫った本番に向けて意気込みを語った。
静岡県伊豆市での合宿を終え、そのままロンドンに乗り込む。「レースまであと10日間。コンディションは上がってきている」と渡辺選手。新田選手は「けがもなく、体調は悪くない。疲れは抜けてきている」と調整は順調のようだ。
渡辺選手と新田選手は、中川誠一郎選手=日本競輪選手会=と3人でチームスプリントに出場する。日本自転車連盟によると、個人種目のケイリンとスプリントへの出場者はまだ確定していないが、コーチ陣から出場予定者は伝えられているという。渡辺選手はチームスプリントに加え、ケイリンへの出場が濃厚。新田選手はチームスプリントのみの出場となる見通し。
現地入り後も入念に調整を進める。渡辺選手は「ロンドンのバンクはコーナーの進入の仕方などが違う。映像でチェックしたりして備えたい」と話し、新田選手は「ドイツでの前哨戦を終えて、ペダル踏み出しのポイントが分かり、タイムも縮んできている。全てを完璧に仕上げたい」と語った。この日は陸上女子400メートル障害の久保倉里美選手(新潟アルビレックスRC、福島大卒)も日本を出発した。
(2012年7月26日 福島民友ニュース)
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