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母親ら熱い声援 須佐選手に地元若松の応援団
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家族や後援会のメンバーら総勢12人で声援を送った応援団=エクセル
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地元の会津若松市からは母とよ子さん(51)と姉の沙織さん(31)、横浜市に住む弟の勝士さん(25)の家族と共に、会津アマチュアボクシング協会名誉会長で後援会長の笠原昭さん(70)ら後援会会員も会場に駆け付けた。「会津魂」とプリントされた黒のTシャツを着て、熱い声援を送り続けた。試合後、会場の外にいた応援団を須佐選手が訪れ、「すみませんでした」と悔しさをにじませながら、大応援団に感謝の言葉を述べた。
とよ子さんは「多くの支援をもらい、感謝の気持ちでいっぱい。ボクシングを始めてから12年間、体は大丈夫だろうかとずっと心配しながら応援してきた。本当にお疲れさま」と母らしい言葉でねぎらった。
笠原会長は「調子は良かったと思う。1ラウンドは差がなかったが、相手のストレートに圧力があった。大舞台でよく頑張った」と健闘をたたえた。
試合後、須佐選手は9カ月のまな娘碧ちゃんを見掛けると、緊張した表情を緩ませた。須佐選手を応援するため約12時間かけロンドン入りした妻小百合さん(28)と碧ちゃん。小百合さんは「お疲れさまという言葉を掛けてあげたい。子どもが最後の勇姿を覚えていてくれれば」と言葉を紡いだ。
(2012年8月1日 福島民友ニュース)
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